矢守克也氏(京都大学防災研究所)とくわばたりえ氏が登壇、発達障害のある子どもを含む子育て家庭の防災を考えるトークイベントが滋賀県草津市で開催
開催概要
このトークイベントは、事前申し込みで満席となる60人の参加を予定しています。参加費は無料です。
- 日時: 2026年2月14日(土)14:00~16:00
- 会場: キラリエ草津(滋賀県草津市/JR草津駅徒歩5分)
- 参加費: 無料(事前申し込み制)
- 主催: 一般社団法人チャレンジドLIFE、特定非営利活動法人しがいち防災研究所
- 後援: 草津市、草津市教育委員会
- 内容:
- 「子育て家庭の大震災への備えに関する全国調査」の結果と、そこから見えた課題
- 調査への声をもとに制作した防災冊子『わが家の防災 はじめのいっぽ ~発達障害のある子どもを守るために~』の内容解説(参加者には冊子を進呈)
- 無理なく続けられる暮らしの中の防災のヒント
イベントの詳細については、以下のリンクからご確認いただけます。
イベント詳細
登壇者
矢守 克也 氏(京都大学 防災研究所 副所長・教授)
防災を「自分ごと」として伝える第一線の研究者です。NHK総合「明日をまもるナビ」には“ヤモリン博士”として出演されています。
くわばたりえ 氏(タレント)

3児の母としての実体験をもとに、子育て世代の不安や本音に寄り添う発信を続けています。
イベント内では、草津市危機管理課より行政と市民活動の協業についてのコメントも予定されています。
開催の背景と社会的意義
発達障害児を育てる母2名が運営する一般社団法人チャレンジドLIFEと、消防職経験者や防災の専門資格を持つ人たちが中心となって活動する市民防災団体・特定非営利活動法人しがいち防災研究所は、連携して活動を進めてきました。両団体は2025年度の草津市コミュニティ事業団「ひとまちキラリ助成」事業に採択され、「共生社会への一歩!!~外見だけでは分からない障害×防災から学ぶ」をテーマに、「発達障害×防災」の活動に取り組んでいます。
その活動の一環として、2025年春に「子育て家庭の大震災への備えに関する全国調査」が実施され、632家庭(子ども923人分)から回答を得ました。発達障害など外見では分からない障害のある子どもを持つ家庭からは、避難所での集団生活への不安や、感覚過敏・行動特性の影響、子どもが一人の時に被災した場合の対応などについて、切実な声が数多く寄せられたとのことです。
この全国調査の結果は以下のリンクからご覧いただけます。
子育て家庭の大震災への備えに関する全国調査結果
調査で見えた具体的な状況や当事者の声をもとに、『わが家の防災 はじめのいっぽ ~発達障害のある子どもを守るために~』という冊子が制作され、チャレンジドLIFEのウェブサイトで無料公開されます。
本トークイベントは、調査結果や冊子制作を「伝えて終わり」にするのではなく、専門家の知見と発達障害のある子どもを育てる当事者の声を交差させながら、参加者一人ひとりが防災を自分ごととして考え、行動につなげるきっかけとなる場として企画されました。日常の暮らしの延長線上にある防災を見つめ直し、家庭・地域・行政・支援者をつなぐ「はじめのいっぽ」となることを目指しています。
このイベントは、災害時に顕在化しやすい「発達障害のある子どもを取り巻く防災格差」への問題提起、行政や専門家任せにしない家庭・地域・周囲の人ができる具体的行動の提示、そして発達障害のある子どもに限らないすべての子育て家庭に共通する防災課題としての再定義といった社会的意義を持つでしょう。
一般社団法人チャレンジドLIFEについて
一般社団法人チャレンジドLIFEは、2017年9月に滋賀県草津市で設立されました。代表者は畠中直美氏です。
- 事業内容:
- 発達障害に関するワークショップ、セミナー、情報発信
- ダイバーシティコミュニケーターとして多様性の目線から、多くの人の生きやすさにつながる企画・サービス開発
詳しい情報はこちらからご覧いただけます。
これまでのセミナーレポートは以下のページに掲載されています。
過去のセミナーレポート
同団体は、滋賀県警察本部、滋賀県社会福祉協議会、滋賀県湖南広域消防局員、滋賀医科大学など、多岐にわたる機関で発達障害に関するセミナーや研修を実施してきています。
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