愛犬・愛猫の動物病院での様子を徹底調査!飼い主さんの工夫と愛情が明らかに
調査概要
- 期間: 2026年4月1日(1日間)
- 対象者: 全国の犬や猫の飼い主1,732名(20歳~69歳)
- 方法: インターネットリサーチ
- 有効回答数: 392名(犬の飼い主195名、猫の飼い主197名)
動物病院での様子の変化
動物病院に行った際、愛犬や愛猫の様子は普段とどう変わるのでしょうか。
犬の場合
犬の飼い主さんの40.1%が「やや変わる」と回答し、次いで「とても変わる」が29.4%でした。実に約7割の犬が、動物病院では普段とは異なる様子を見せていることがわかります。しかし、約3割の犬は「あまり変わらない」「まったく変わらない」と答え、病院でもマイペースを貫く姿を見せる子もいるようです。
猫の場合
猫の飼い主さんでは、「やや変わる」が42.8%、「とても変わる」が32.1%と、合わせて約75%が変化を見せています。犬よりも変化が大きい傾向にあり、「まったく変わらない」と回答した猫の飼い主さんはわずか2.7%でした。この結果から、猫の動物病院嫌いは根強いと言えそうです。

動物病院で見られる反応
では、具体的にどのような反応が見られるのでしょうか。
犬の場合
犬に見られる反応として最も多かったのは「落ち着きがなくなる」(38.3%)でした。次に「震える、固まる」(32.6%)、「飼い主にしがみつく」(10.3%)と続きます。約9割の犬が何らかの動揺を見せていることがわかります。飼い主さんに身を寄せる健気な姿には、思わず胸がキュンとしてしまいますね。
猫の場合
猫も犬と同様に「落ち着きがなくなる」(35.7%)が最多でした。しかし、注目すべきは「鳴く、逃げようとする」が19.2%と、犬の8.6%と比較して倍以上の数値を示している点です。猫は言葉と行動で全力で抵抗する傾向があることがうかがえます。動物病院を心待ちにしている猫は、ごく稀な存在と言えそうです。

普段と違う様子を見た飼い主さんの感想
愛するペットが普段と違う姿を見せた時、飼い主さんはどう感じているのでしょうか。
犬の場合
犬の飼い主さんの49.7%が「仕方ない」と回答しました。健康のためとはいえ、愛犬に怖い思いをさせてしまうことへの割り切りが見られます。一方で、「申し訳ない」(24.6%)と「かわいそう」(21.1%)を合わせると約46%に上り、頭では理解しつつも、心では「ごめんね」と揺れ動く飼い主さんの複雑な心境が伝わってきます。
猫の場合
猫の飼い主さんも「仕方ない」(44.0%)が最多でした。しかし、「申し訳ない」の割合が31.3%と、犬の飼い主さんより6.7ポイント高い結果となりました。全力で抵抗する猫の姿は、飼い主さんの罪悪感をより強く刺激するのかもしれません。猫の飼い主さんのほうが、より複雑な心境を抱えていると言えそうです。

通院時に愛犬や愛猫を安心させるための工夫
飼い主さんたちは、愛するペットのためにどのような工夫をしているのでしょうか。
犬の場合
最も多かったのは「声をかけて落ち着かせる」(61.7%)でした。次に「抱っこする、ひざに乗せる」(44.6%)と続きます。飼い主さん自身が“安全基地”となり、言葉や体で直接寄り添う作戦が主流のようです。「散歩や遊びで気分転換させる」(21.1%)も上位に入り、通院前に気分転換を促す工夫も見られます。
猫の場合
猫の飼い主さんも「声をかけて落ち着かせる」(64.3%)が最多でした。しかし、犬とは異なり、「キャリーに普段から慣らしておく」(26.9%)と「キャリーに布をかける」(20.3%)を合わせると47.2%と、キャリー対策に力を入れていることがわかります。外の刺激を遮断し、狭い空間に安心感を求める猫の習性を熟知した、猫の飼い主さんならではの知恵が光りますね。

通院後の愛犬や愛猫への接し方
通院という「頑張った」イベントの後、飼い主さんはどのようにねぎらっているのでしょうか。
犬の場合
「おやつやご褒美をあげる」(55.4%)が最も多く、次いで「たくさんほめる」(52.0%)、「抱っこやなでる回数を増やす」(49.7%)と続きます。ご褒美、褒める、スキンシップの三拍子で、通院後の全力ねぎらいタイムが定番のようです。怖い思いをさせた罪悪感を、おやつと愛情で帳消しにしようとする飼い主さんの温かい気持ちが伝わってきます。
猫の場合
猫の飼い主さんも「おやつやご褒美をあげる」(59.9%)が最多でした。一方で、「そっとしておく」(15.9%)が犬の4.6%と比べて3倍以上の差があるのが特徴的です。通院後は一人で気持ちを整理したい猫の“ひとり時間”を尊重する飼い主さんが多いことがわかります。猫のペースに合わせるという、長年の経験に裏打ちされた距離感がうかがえますね。

まとめ
今回の調査で、動物病院では多くの犬や猫が普段とは異なる様子を見せ、飼い主さんたちはその姿に心を痛めながらも、健康のために「仕方ない」と受け止めていることがわかりました。通院中は声をかけたり抱っこしたりして寄り添い、帰宅後は、おやつやスキンシップで精一杯ねぎらう飼い主さんの姿は、言葉の通じない相手との真剣なコミュニケーションの積み重ねの証と言えるでしょう。
愛犬や愛猫の何気ない日常は、健康があってこそ成り立つものです。いざというときに治療の選択肢を狭めないためにも、ペット保険への加入は心強い備えの一つとなります。日々のスキンシップで異変を早期に察知しながら、万が一に備える安心を手元に置いておくことが、大切な家族との時間をより豊かにしてくれるはずです。
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