夫婦の家事分担、約76%が「妻7割以上」と回答!ヨムーノが実施した最新意識調査で明らかに
家事分担の現状:約76%が「妻が7割以上」負担

夫婦間の家事分担の割合について尋ねたところ、「自身9:夫1」が22.2%で最も多く、次いで「自身10:夫0」と「自身8:夫2」がともに19.3%、「自身7:夫3」が15.0%となりました。これらの回答を合わせると、75.8%の既婚女性が「7割以上の家事を妻が分担している」と感じていることがわかります。一方で、「自身5:夫5(半々)」と回答した方はわずか8.6%にとどまり、家事を均等に分担している夫婦は少数派である実態が明らかになりました。
家事分担への満足度:4人に1人が「不満」

現在の家事分担について、「満足(19.3%)」と「どちらかというと満足(33.6%)」を合わせると52.9%と、過半数の方が満足している結果となりました。しかし、「どちらかというと不満(17.9%)」と「不満(8.5%)」を合わせた26.4%は、約4人に1人が現在の家事分担に不満を抱いていることを示しています。
満足している理由としては、「自分の好きなタイミングで好きなようにできるから(40歳)」や「夫は家にいる時間が少ないが、その中でもできる家事をしてくれているから(31歳)」といった声が聞かれました。一方で、不満な理由としては、「2人ともフルタイムで働いているのに、家事分担のバランスが取れていないため(38歳)」や「専業主婦のため自分が9割負担しているが、それが当たり前のような言動をされるとカチンとくる(59歳)」、「体調不良の時にも家事をしてくれずとても困るから(42歳)」といった切実な声が寄せられています。
夫が担う家事:ゴミ捨て、風呂掃除、食器洗いが上位

夫が主に担っている家事としては、「ゴミ捨て(49.6%)」が最も多く、次いで「風呂掃除(37.0%)」、「食事の片付け・食器洗い(32.8%)」が続きました。洗濯に関する家事では「洗濯物を干す(26.1%)」、「取り込み・畳む(22.7%)」が一定の割合を占めています。作業内容が明確でルーティン化しやすい家事が、夫の担当として挙げられやすい傾向にあるようです。
家事の自動化:限定的だが、生成AIやスマート機能は3人に1人が活用

家電などによる家事の自動化については、「特になし・わからない」と回答した方が70.7%と突出して多く、自動化がまだ生活の標準にはなっていない実態が明らかになりました。自動化している家事としては、「食事の片付け・食器洗い(13.6%)」、「部屋の掃除(11.4%)」が比較的高い結果です。
一方、「自動化したくない家事」では、「料理(25.0%)」、「買い出し(23.6%)」、「洗濯物を干す(18.6%)」が上位に並びました。家族への配慮や好みが絡む家事や、その日の都合に合わせた調整が必要な家事ほど、手作業でやりたいという意向が一定数あることがうかがえます。
さらに、生成AIやスマート機能の利用についても調査しました。全体の32.1%(約3人に1人)が家事に生成AIやスマート機能を取り入れていることがわかりました。具体的な使い方としては、「ロボット掃除機の自動運転(14.3%)」、「スマート調理家電(11.4%)」、「献立提案・レシピ生成(10.0%)」、「乾燥までしてくれる洗濯機(10.0%)」が挙げられています。放っておける家事や、結果が安定する家事に導入が進んでいるようです。
回答者からは、「生成AIを使ったレシピ作成は、今ある材料から何が作れるか、子どもに合った味付けなども出してくれるので大変便利(42歳)」や「1週間分の献立を生成AIで出し、それを元に買い出しに行く(50歳)」といった具体的な活用事例が寄せられています。
外注・サブスクは「食材宅配」が最多

家事に関するサブスクリプションサービスや外注の利用状況については、「食材宅配(生協等)(17.9%)」が最多でした。次いで「ネットスーパー(7.9%)」、「料理代行/作り置き(7.1%)」が続きます。家事を丸ごと任せるよりも、買い物負担を減らすといった部分的な利用が取り入れやすい傾向にあることがわかります。しかし、こちらも「使っていない・わからない」と回答した方が70%と、まだ浸透しているとは言い切れない結果となりました。
家事の自動化で重視されるのは「コスパ」と「タイパ」

家事の自動化・AI化・外注化において重視するポイントとしては、「コストパフォーマンス(39.3%)」が最も多く、次いで「タイムパフォーマンス(時短効果・時間の有効活用)(35.7%)」でした。家事負担の軽減においては、費用の面と時間の有効活用という二つの軸が重要視されていることがわかります。また、「メンタルパフォーマンス(選択のストレス・心理的コストの削減など)(15.0%)」や「ウェルビーイングパフォーマンス(心身の健康や幸福度への効果など)(13.6%)」と回答した方も一定数おり、単なる効率だけでなく、心理的なゆとりや生活の質の向上への期待も見られます。
家事負担軽減で空いた時間:約半数が「家の中で1人で過ごしたい」

家事の自動化やAI、外注を利用して空いた時間を何に使いたいか尋ねたところ、「家の中で1人で過ごす時間(49.3%)」が約半数に達し、最も多い回答となりました。家事負担の軽減によって生まれた時間を、まずは休息やリカバリーに充てたいというニーズがうかがえます。次いで「子育て・子どもとの時間(30.7%)」、「1人で外出する時間(20.7%)」が続きました。子どもとの時間が上位にある一方で、夫との時間と回答した方は16.4%にとどまっており、家事負担軽減が家族関係の強化につながる可能性はあるものの、優先順位としてはまず自分や子どもに向きやすい傾向にあるようです。
まとめ:家事負担軽減には「伸びしろ」があり、自分を労わる時間へのニーズが高い
今回の調査から、夫婦の家事分担は依然として妻が多くを担う傾向にある一方で、家事の自動化や生成AI、外注といった新たな選択肢が広がっていることがわかりました。しかし、現時点では「使っていない・わからない」と回答する方がいずれの項目でも約7割に達しており、家事負担軽減の手段の普及にはまだまだ「伸びしろ」があると言えるでしょう。
家事の負担軽減が生み出す価値は、仕事や家族との時間だけでなく、「家の中で1人で過ごす回復の時間」に充てたいという、現代の女性たちのリアルなニーズが浮かび上がった結果となりました。
この調査の詳細については、ヨムーノの記事でも紹介されています。
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