SNS経由の保険金詐欺、10代は「居場所を失うリスク」を懸念 ~認知度の低さも浮き彫りに~
SNS経由の保険金詐欺、認知度は5割以下
「SNS上でのやり取りをきっかけに、保険金詐欺への関与を勧誘してくる行為」について、全体の5割以下の人が認知しているという結果が出ています。さらに、その大半は「以前からなんとなく知っている・聞いたことがある程度」であり、行為の内容まで十分に認知している人の割合は低い傾向にあることが示されています。

10代が最も恐れるのは「現実の居場所を失うこと」
もしSNSを通じた保険金不正請求に関わってしまった場合、何を恐れるかという問いに対して、全体では「詐欺罪として刑事罰を科される」が最も高い回答でした。しかし、年代別に見ると、10代では「家庭内での信頼や居場所を失う」「友人との人間関係が崩れる」といった、身近なコミュニティからの排除を「詐欺罪として刑事罰を科される」よりも恐れる傾向があることが確認されています。
この調査結果の詳細は、以下のURLからご覧いただけます。
https://www.sonpo.or.jp/news/release/2026/pdf/2608_snsfusei.pdf
調査概要
この調査は、2026年3月13日から14日にかけて、全国の16歳から69歳の男女7,009人を対象にインターネットリサーチで行われました。主な調査項目は、「SNS上でのやり取りをきっかけに、保険金詐欺への関与を勧誘してくる行為」やその具体事例の認知度、認知経路、関わった際に恐れるもの、目撃した際の相談先などです。
今後の取り組み
日本損害保険協会は、今回の調査結果を踏まえ、損害保険の仕組みや制度の理解を促進し、保険金不正請求防止に向けた啓発活動を一層推進していく予定です。具体的には、啓発ポスターの活用や協会ウェブサイトでの情報発信に加え、若年層を対象としたデジタル広告の展開など、より分かりやすく情報を伝えるための取り組みが行われます。
日本損害保険協会のウェブサイトはこちらです。
https://www.sonpo.or.jp/news/caution/sns.html

保険金不正請求ホットライン
保険金不正請求に関する情報を受け付ける通報窓口として、「保険金不正請求ホットライン」が設置されています。通報された情報は損害保険会社と共有され、不正請求対策に役立てられています。通報があったことが不正行為者に伝えられることはありませんので、安心してご利用ください。
- インターネット受付:https://www.fuseiseikyu-hl.jp/(24時間365日受付)
- 電話受付:0120-271-824(月曜日から金曜日 9:00~12:00、13:00~17:00 ※祝日・損保協会の休業日を除く)

その他の情報
日本損害保険協会では、公平・公正な損害額算定と適正な保険金支払いのため、保険金請求歴および不正請求防止に関する情報交換制度を設けています。また、警察庁および地域の警察と連携し、全都道府県に「損害保険防犯対策協議会」を設置して、情報交換や捜査協力を行っています。
損保協会は、以下のチャネルでも様々な情報を発信しています。
- 公式ホームページ:https://www.sonpo.or.jp/
- X公式アカウント:https://x.com/sonpokyokai
- YouTube公式チャンネル:https://www.youtube.com/@sonpokyokai
「社会問題」カテゴリーの関連記事
