企業の“定年前エンゲージメント低下”に新解決策!内閣府採択の中高年男性向けモデル研修、参加企業を無料募集開始
企業が直面する「役職定年後の中高年男性のエンゲージメント低下」という課題
NPO法人SKYが昨年度実施した企業調査では、「役職定年後の中高年男性のエンゲージメント低下」が深刻な課題として浮かび上がってきました。具体的には、モチベーションの低下、職場の心理的安全性低下、生産性の停滞、そして離職リスクの増加といった問題が挙げられます。従来の制度説明に終始する定年前研修では、行動変容が起きにくく、効果が見えにくいという声が多く聞かれました。
SKYが4年間取り組んできた「男のセカンドキャリア塾」の成果
SKYは、中高年男性の孤独・孤立対策として「男のセカンドキャリア塾」を4年間実施し、確かな成果を上げてきました。

参加者からは、QOL(生活の質)の向上、地域参加や趣味活動、人間関係の改善といった社会的エンゲージメントの向上、自己肯定感や自己効力感の向上といった心理的変化が報告されています。また、UCLA孤独尺度による計測で、孤独感への自らの気づきも得られています。中高年男性は支援につながりにくい層であると言われますが、安心安全な場と心理職による伴走支援により、行動変容が実際に起きることが実証されているのです。
孤独・孤立対策は人的資本経営に寄与する科学的エビデンス
孤独・孤立研究の第一人者である浦光博名誉教授(広島大学/追手門学院大学/JST-RISTEX「孤独・孤立対策」総括)は、昨年度の企業向けセミナーで、以下の科学的エビデンスを示しました。
- 中高年男性の孤独・孤立は企業の生産性に影響する
- 孤独・孤立対策は人的資本経営の重要要素である
- 企業が孤独・孤立対策を導入することは「企業価値向上」につながる

これは、企業が中高年男性従業員を「男のセカンドキャリア塾」のような研修に参加させることが、人的資本経営の実践であり、職場環境改善にも直結することを科学的に裏付けていると言えるでしょう。
今回の内閣府採択事業で実証したいこと
今回の内閣府採択事業では、企業の中高年男性従業員が研修に参加することで、以下のような変化が科学的に検証されます。
- エンゲージメントの変化
- ストレスチェック指標の改善
- 心理的安全性の向上
- 組織の活性度への影響
このモデル事業に参加することで、企業はこれらの重要なデータを取得し、自社の人的資本経営に役立てることができます。
定年前の中高年男性は「最もモチベーションが落ち込みやすい層」
近年、企業では定年前の中高年男性のモチベーション低下が顕著になっています。2026年にJTBコミュニケーションデザインが実施した調査では、「定年まであと2年以下」の層でモチベーションが高い人の割合が最も低いことが明らかになっています。

報酬の減額や役割の変化が重なることで、職場での居場所の喪失、人間関係の希薄化、評価への不満、疎外感などが増え、エンゲージメント低下につながると考えられます。最新の調査からも、定年前の中高年男性は企業内で最もモチベーションが落ち込みやすい層であることが明確になっています。
内閣府採択事業「中高年男性エンゲージメント向上研修」参加企業募集!
NPO法人SKYは、浦光博名誉教授の監修のもと、内閣府採択事業として「中高年男性エンゲージメント向上研修(定年前研修)」のモデル事業参加企業を募集しています。
人的資本経営において中高年男性のエンゲージメント低下は「盲点」となりがちですが、本事業はこの盲点に対し、科学的エビデンスに基づいたアプローチを提供します。

中小企業に迫る「2028年ストレスチェック義務化」への備えにも最適
2028年から、中小企業にもストレスチェック制度が義務化される予定です。本事業では、厚生労働省準拠のストレスチェック80項目版を“疑似体験”として実施し、企業が義務化前に以下の点を理解できるよう設計されています。
- 結果の読み方
- 組織改善への活用方法
- 義務化後の運用イメージ
- メンタルヘルス対策の基礎

中小企業にとって、義務化前に実践的に体験できる貴重な機会となるでしょう。
“転勤者・単身赴任者の孤立”にも効果的
転勤者や単身赴任者の孤立やメンタル不調も深刻化しています。新しい職場での孤立、家族から離れた生活、相談相手の不在などが、生産性低下や離職リスク増加につながる可能性があります。

本事業は、「社縁しかない状態」から「地域・社会との多層的なつながり」へ移行する支援を行うため、転勤者の孤立予防にも高い効果が期待できます。
研修プログラム「男のセカンドキャリア塾」(全6回)
「男のセカンドキャリア塾」は半年間、計12回のコースですが、今回のモデル事業ではそのうちの6回を体験できます。登録制で、ご自身の予定に合わせて参加可能です。

主な内容
- 内省ワーク
- コミュニケーションスキル向上
- セカンドキャリア形成
- 男の料理教室
- 地域とのつながり
- 新しい趣味との出会い
また、産業カウンセラーや公認心理師による1対1の伴走支援も行われ、内省と行動変容をサポートします。効果測定として、UCLA孤独尺度、ストレスチェック80項目版、エンゲージメント調査が実施され、人的資本経営に資するデータが企業に提供されます。
オンライン説明会の開催について
本事業の内容をご紹介するため、以下の日程でオンライン説明会が開催されます。

日時
いずれも 13:30〜15:30 の開催です。
- 2026年8月26日(水)
- 2026年9月2日(水)
- 2026年9月9日(水)
- 2026年9月16日(水)
- 2026年9月30日(水)
開催形式
オンライン(Zoom)※顔出し不要・アーカイブ視聴可
対象
企業の人事・総務・経営企画部門、孤独・孤立対策に携わる支援者・自治体関係者
参加費
無料(内閣府採択事業のため)
申込フォーム
https://forms.gle/kbSqVK1mfURd2c8d8
詳細はこちらからもご確認いただけます。
https://peatix.com/event/5107646
支援者・自治体の皆さまへ
この事業は、皆さまの活動にも活用できるツールです。

- 社団・協会・専門職団体:所属会員が企業支援の場面で使える、中高年層のキャリア支援・孤立予防モデルとして紹介可能です。
- メンタルヘルス支援会社・研修会社:企業への提案メニューとして、人的資本経営×孤独・孤立対策の実践事例を活用できます。
- 自治体・地域団体:地域の孤独・孤立対策と企業支援をつなぐ、官民連携の事例として紹介可能です。
実施団体概要

特定非営利活動法人SKY(エス・ケー・ワイ)は、2019年5月27日に設立されました。産業カウンセラーや公認心理師などの専門職が中心となり、心理相談事業、心理研修事業、孤独・孤立対策の普及啓発に取り組んでいます。内閣府の孤独・孤立対策官民連携プラットフォームや大阪府孤独・孤立対策公民連携プラットフォームに参画しており、内閣府および大阪府の助成事業にも採択されています。
HP:https://esukeiwai.jimdofree.com/
お問い合わせ
NPO法人SKY(担当:水﨑)
Mail:esukeiwai.info@gmail.com
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