ソラコムのIoT回線が900万を突破!AI時代のIoT基盤としてさらなる進化へ
契約回線数900万突破!AI/IoTプラットフォーム「SORACOM」の成長
株式会社ソラコムは、グループ全体の契約回線数が900万を突破したことを発表しました。この回線数には、AI/IoTプラットフォーム「SORACOM」の回線と、グループ会社である株式会社ミソラコネクトが提供する通信サービスの回線が含まれています。
IoTは、製造、エネルギー、インフラ、物流、小売など、幅広い分野で社会や事業を支える基盤として進化しており、AIの活用により、デジタル技術と物理世界の融合が始まっています。今回の900万回線突破は、この新たなIoT需要の高まりに加え、モバイルワーカーや大容量データ通信に強みを持つ株式会社ミソラコネクトの連結子会社化、好調なアメリカ事業の成果が主な要因とされています。

世界中のモノをつなぐ「SORACOM」の進化
AI/IoTプラットフォーム「SORACOM」は、グローバルに利用できる通信プラットフォームとして、その進化を続けています。「SORACOM Air for セルラー」は、213の国と地域、509キャリアに対応し、SORACOMのグローバル売上比率は4割を超えているとのことです。
高い通信の信頼性と柔軟性が評価されており、その特徴として以下が挙げられます。
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一つの国で複数の通信キャリアネットワークが利用できるマルチキャリア対応
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遠隔から用途や利用エリアにあわせて通信プロファイルを書き換えられる「サブスクリプションコンテナ」機能
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カード型、組み込みチップ型(eSIM)、モジュール一体型(iSIM)が選べるSIMの形状

フィジカルとデジタルをつなぐAI時代のIoT基盤へ
ソラコムは昨年、「リアルワールドAIプラットフォーム」戦略を発表し、現実世界のデータをAIによって価値へと変換することを目指しています。この戦略のもと、IoT通信を軸に、物理世界とデジタル世界をつなぐAI時代のIoT基盤として、サービスの進化を続けているのです。
IoTデバイスから得られるデータは、AIによる分析や判断と組み合わさることで、単なる可視化を超え、業務の最適化や自動化へと活用領域を広げています。データ分析基盤「SORACOM Query」は、AIを統合することで、SORACOMの回線管理データやIoTデータを柔軟に活用できる環境を提供し、現場でのデータ活用を支えています。
また、「AI/IoTの民主化」という観点では、IoTシステムの自動化を実現する「SORACOM Flux」や、ソラカメの映像に直接生成AIによる分析をおこなうことができる「ソラカメAI」にAIを統合し、製造業、小売業、物流業など、さまざまな業界の現場主導のAI活用を支援しています。
すでに、大塚倉庫株式会社ではカメラと生成AIを活用した倉庫の侵入検知システムが稼働しており、生活協同組合コープさっぽろでは、売場の惣菜の在庫状況をカメラと生成AIで自動測定し通知する仕組みとして活用が始まっています。
- 大塚倉庫株式会社 倉庫の侵入検知システム: <https://soracom.com/ja/news/20250509-developed-ai-based-intrusion-detection-system>

事例から見る「あらゆるモノがつながる」IoTの広がり
近年の導入事例からは、IoTが単独のシステムではなく、事業やサービスを横断的につなぐ基盤として活用されている様子がうかがえます。
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大崎電気工業株式会社では、社会インフラを支える電気計測器の高度化にIoTが活用されています: <https://iot-usecase.com/osaki/>
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日本ゼオン株式会社では、スマート工場化により、製造現場におけるデータ活用が進んでいます: <https://iot-usecase.com/zeon/>
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本田技研工業株式会社が開発したモビリティロボット「UNI-ONE」においても、SORACOMの通信が採用され、人と製品、サービスをつなぐ役割を担っています: <https://soracom.com/ja/news/20251208-use-cases-for-mobility-robots>
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アメリカでは、Riddellのアメリカンフットボールのヘルメットのセンシングを支援しています。

これらの事例は、IoTが個別の用途にとどまらず、製品、サービス、利用者、そしてデータを横断的につなぐ存在へと進化していることを示しています。
フィジカルAI時代を支える大容量データ通信への対応
AI時代のIoTでは、小容量のセンサーデータに加え、モビリティやロボットなど、映像や大量の時系列データ、点群データなどの大容量データを扱うユースケースも見えてきています。こうしたニーズに応えるため、SORACOMでは、1TB超えのデータも扱える大容量通信プランの提供も開始しました。
グループ会社の株式会社キャリオットでは、総務部門の車両管理・安全運転管理業務を変革するため、AIドライブレコーダーを提供するStreamax社と協業し、普及を推進しています。
また、2025年8月1日にはグループ会社の株式会社ミソラコネクトが事業を開始しました。ミソラコネクトは、モバイルワーカー向けや、大容量データ通信に強みを持つNTTドコモのフルMVNOとして、SORACOMが培ってきた技術力を活かしながらサービスを展開しています。ミソラコネクトの事例としては、以下のようなものがあります。
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アスコン沖縄株式会社では、デジタルサイネージ用途での通信に採用されています: <https://misora-connect.com/service/usecase/m9cf0o3ece9ptq8q.html>
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日本連合警備株式会社では、警備通信や防犯カメラ用途として活用されています: <https://misora-connect.com/service/usecase/8jhahjwwdxmiprid.html>
ソラコムは、引き続き「AIとIoTテクノロジーの民主化」を掲げ、最新技術をより使いやすく提供することで、多くの活用事例とイノベーションの創出を目指しています。
ソラコムコーポレートサイト: <https://soracom.com>
関連リンク: <https://soracom.com/ja/news/20260106-9million-iot-devices-connected>
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