兵庫県たつの市を未来へつなぐ!ムカシミライと土と風が資本業務提携で新プロジェクト始動
株式会社ムカシミライについて
ムカシミライは2020年に設立されました。2006年設立の株式会社緑葉社が展開する龍野地区の不動産管理事業(60棟以上の遊休不動産を管理し、30店舗以上の事業所誘致に成功)のカウンターパートナーとして、重要な不動産の保有と投資開発を担っています。社名の通り、先人たちが守り育ててきた建物を未来へ繋げることを目的としています。
現在、ムカシミライは、龍野城の玄関口であり、龍野を象徴する場所の一つである「旧カネヰ醤油工場(醸ス場かねゐ)」を核とした文化観光拠点の再構築を進めています。発酵のまちに根づく「醸す」文化の発信拠点として、また武家の精神が息づく龍野城下町の文化観光を推進するゲートウェイとして、新たな文化の交流・創造・循環を目指しています。
また、この提携と同時に、これまで「かねゐプロジェクト」を推進してきた駒込宏美氏が新たに取締役に就任し、経営体制を強化していくとのことです。
株式会社土と風について
土と風は、地域に宿る自然や文化、暮らしや営みを「地域文化資本」と捉え、それを時代に合った形で次代につなぐことを目指す企業です。百年、千年という時間軸で地域を形成してきたものを読み解き、地域文化がにじみ出るような「場」を創り出し、そこから生まれる新たな経済や仕組みを再び地域の文化へ還元する循環型の事業を推進しています。
これまで、土と風は「『富山の土徳』を伝える」をミッションとする観光まちづくり推進法人(株)水と匠や、レイクリゾートを目指すエリアアセットマネジメント会社(株)白樺村など、地主や地元の事業者と共に地域経営法人を設立・運営してきました。地域文化資本のリサーチからプロジェクト企画、地域計画策定、経営企画、ファイナンス、M&Aアドバイザリーといった地域経営のサポート、さらには物件開発・運営、体験コンテンツ造成、コミュニケーションデザインまでを一貫して手がけ、地域の文化と経済が持続的に循環する未来づくりに貢献しています。
龍野城下町エリアの魅力
兵庫県たつの市は、淡口醤油・そうめん・皮革という三つの日本一のものづくりを育んできたまちです。その背景には、武家の誇りと商人の知恵が混ざり合った独自の気風がありました。姫路の奥座敷ともいえる龍野は、瀬戸内海の海路、陸の街道、揖保川の水運が交わる地の利を活かし、ものづくりを発展させてきました。
江戸時代の脇坂藩政下では、人々は礼節と節度を重んじながらも、ものづくりや商いに果敢に取り組み、武家の精神を暮らしに取り入れていきました。武士も町人も垣根なく協力し、土地の恵みを活かす産業を育てた歴史が、今も町並みに刻まれています。白壁の蔵や格子戸の家々が連なる風景は、重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)として日本でも有数の保存規模を誇り、旧カネヰ醤油をはじめとする往時の息づかいを伝える建物が静かに佇んでいます。
提携による具体的な取り組み
今回の提携により、ムカシミライと土と風は、龍野城下町エリアにおける地域文化資本のリサーチや分析から、地域物件の開発、拠点計画、資金調達、Webサイトなどのコミュニケーションデザインの企画・実行まで、地域課題の解決と未来につながる動きを共に創出していきます。
土と風がこれまでに他地域で地域経営法人を設立・運営してきた経験と知見を活かし、龍野城下町エリアでは「旧カネヰ醤油工場」を中核とした文化観光拠点を中心に、その周辺に「醤油」をコンセプトにしたホテルの開発を進めるなど、新たな価値と物語を再編集するプロジェクトを推進する予定です。
両社は、この業務提携契約を通じて、土と風のリソースを最大限に活用し、安定した対応と推進力のある企画・発信に一層努めていくとのことです。
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