大阪市24区中古マンション価格上昇率ランキング2026年1月発表!1位は「北区」が驚異の132.4%上昇
調査概要
本調査は、マンション市場の売買判断材料として活用できるよう、エリアごとの特性による価格のばらつきを可視化することを目的に実施されました。
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調査期間: 2016年12月~2025年12月
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調査機関: マンションナビ
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調査対象: 大阪府大阪市内24区のマンション
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データ基準: 調査期間中の大阪府大阪市内24区におけるマンション売買価格の中央値
「マンション売買価格の中央値」を指標とすることで、市場の動きや価値の変化を多角的に分析することが可能です。上昇率は以下の計算式で定義されています。
上昇率=(現在の値ー基準値)÷基準値×100%
大阪府全体から見た大阪市の価格比較
大阪府全体の平均価格
2025年12月時点の大阪府全体の中古マンション平均売買平米単価は52万円で、9年前と比較して20.7万円増加しました。これは9年前と比べて65.9%の上昇を記録しており、府内の中古マンション価値が長期にわたって力強く、かつ堅調に推移していることを示しています。

上昇の背景には、大阪市中心部における需要の激化が府内全域へと波及し、相場全体を底上げする構図が続いていることが挙げられます。今後も再開発や万博後のレガシー効果といった資産価値向上への強い期待から、しばらくは上昇基調が維持されるものと見込まれます。
大阪市24区全体の傾向
2025年12月時点の大阪市内24区の平均売買平米単価は約53万円と、府内平均と同水準ですが、区ごとの二極化が進んでいます。特に、いわゆる「都心6区(北・中央・福島・西・天王寺・浪速)」は平均平米単価が高く、上昇率も相対的に高水準です。これら都心部では再開発の進展が著しく、資産性を重視する層からの関心が価格を牽引しています。
| 大阪市6区 | 9年前比上昇率(%) | 平均売買平米単価(万円) |
|---|---|---|
| 大阪市北区 | 132.4 | 107.0 |
| 大阪市中央区 | 90.7 | 90.0 |
| 大阪市西区 | 77.8 | 79.0 |
| 大阪市天王寺区 | 77.8 | 73.0 |
| 大阪市東成区 | 75.6 | 58.0 |
| 大阪市福島区 | 65.3 | 78.0 |
表1:大阪市6区の価格上昇率と平均売買平米単価(2025年12月現在)※価格上昇率順
大阪市24区中古マンション価格上昇率ランキング(2025年12月時点)
9年間で各エリアがどのように変動してきたのかを可視化する大阪市24区の上昇率ランキングをご紹介します。価格の上昇率は売買を検討する際の重要な指標です。
| 24区 | 9年前比上昇率(%) | 平均売買平米単価(万円) | |
|---|---|---|---|
| 1 | 大阪市北区 | 132.4 | 107.0 |
| 2 | 大阪市中央区 | 90.7 | 90.0 |
| 3 | 大阪市西成区 | 84.2 | 40.0 |
| 4 | 大阪市西区 | 77.8 | 79.0 |
| 4 | 大阪市天王寺区 | 77.8 | 73.0 |
表2:大阪市24区中古マンション価格上昇率ランキング(2025年12月時点)
大阪市24区の価格ランキング6位以降については「すみかうる」で詳細をご覧いただけます。
大阪市24区中古マンション価格上昇率ランキングの詳細はこちら
東京23区との比較
東京23区では港区が137.7%と突出した上昇率を示していますが、大阪市北区(132.4%)はそれに迫る勢いです。平米単価自体は東京の方が高いものの、上昇率という観点では、大阪市北区は地方都市という枠を超え「第二の都心市場」として全国的に高い存在感を示しています。
| 23区 | 9年前比上昇率(%) | 平均売買平米単価(万円) | |
|---|---|---|---|
| 1 | 港区 | 137.7 | 250.0 |
| 2 | 千代田区 | 114.0 | 210.0 |
| 3 | 中央区 | 108.6 | 176.0 |
| 4 | 渋谷区 | 102.2 | 193.0 |
| 5 | 江東区 | 79.1 | 113.0 |
表3:東京23区中古マンション価格上昇率ランキング(2025年12月時点)
東京23区の価格上昇率ランキング6位以降については「すみかうる」で詳細をご覧いただけます。
東京23区中古マンション価格上昇率ランキングの詳細はこちら
北区のエリア別分析|再開発と多様な住環境の共存
上昇率1位を記録した大阪市北区は、同じ区内でもエリアによって需要の性質が大きく異なります。

梅田エリア〜再開発「うめきた」が牽引するプレミアム市場〜
「グラングリーン大阪(うめきた2期)」の全面まちびらきや、2031年開業予定の「なにわ筋線」新設プロジェクトが進行中であり、これらの再開発効果が梅田周辺のみならず、北区全域の資産価値を強力に下支えしています。特に中之島エリアでは、オフィス・文化施設・住宅が共存する国際的な拠点づくりが進んでおり、大阪都心部の変化を象徴するエリアとして、中長期的な価格上昇が期待されています。
中之島エリア〜景観とブランド性が支えるタワーマンション集積地〜
水辺の景観とオフィス街としての歴史的ブランドを背景に、タワーマンションが集積しています。文化施設や公園が多く、都心でありながら落ち着いた住環境が確保されており、資産保有を意識したハイエンド層からの需要が多いのが特徴です。
天神橋/南森町エリア〜日本一の商店街と生活利便性が支える実需の街〜
日本一長い商店街を擁し、日常生活の利便性が非常に高いエリアです。梅田や中之島に比べると価格帯は抑えめですが、交通アクセスが良好で、ファミリー層などの実需層からの支持が厚く、安定した価格推移を見せています。
再開発・インフラ整備が決定づける今後の注目点
大阪市内では、再開発やインフラ整備がマンション価格に与える影響が年々大きくなっています。「グラングリーン大阪(うめきた2期)」の開業や「なにわ筋線」の新設、さらには大阪・関西万博やIR構想といった大型プロジェクトは、中長期的な都市価値の底上げにつながる動きです。特に北区周辺はこれらのプロジェクトの影響を複合的に受けやすく、今後も資産価値の向上が期待される注目のエリアといえるでしょう。
まとめ
大阪市の中古マンション市場は、24区トップの上昇率132.4%を記録した北区を筆頭に大きな成長を遂げています。都心の利便性と再開発による高い資産成長性を併せ持つ区がある一方で、実需に基づく安定した需要を誇るエリアもあり、バランスの取れた市場を形成しています。売買の検討にあたっては、各区やエリアごとの特性を個別に見極めることが重要です。
データ提供元
マンションナビ
今後も、皆様に役立つ情報を提供し、マンション売買のサポートを強化してまいります。
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