一般社団法人SuFIAに宮地秀敏氏が代表理事に就任 ~ITとリモートワークで「働きたい人」と「人手不足」をつなぐ~
新代表理事 宮地秀敏氏のご紹介
新代表理事に就任した宮地秀敏氏は、デロイトやEYなどのコンサルティング会社で30年以上勤務し、各社でパートナーを歴任されました。2025年8月よりSuFIAの理事を務め、同年11月から代表理事に就任されています。

宮地氏は就任にあたり、日本の社会が抱える深刻な課題に言及しています。こども家庭庁の調査によると、シングルマザーの約9割が働いていますが、年間就労収入は約150万円ほどです。また、日本労働研究機構の調査では、ひとり親家庭の貧困率が50%を超えているという現状があります。幼い子どもの世話、結婚や出産、病気、配偶者の転勤など、さまざまな理由で就業が難しい女性は少なくありません。これは女性に限らず、親の介護や病気など、多様な事情を抱える人々が就業機会の制約に悩む問題でもあります。
日本社会の課題「人手不足」と「就業機会の制約」
現在の日本社会は、深刻な構造的人手不足に直面しています。総務省や厚生労働省の調査によると、生産年齢人口は1995年をピークに減少を続けており、医療・介護、保育、物流、製造、IT・サービス業など、社会を支える基幹分野で広く人手不足が顕在化しています。企業規模を問わず、「人を採用したくても採用できない」「育成が追いつかない」という声は年々強まっているのです。
一方で、働く意欲や能力を持ちながらも、育児や介護、健康上の理由、居住地の制約、長時間労働への不安などから、フルタイムでの就業や通勤を前提とした働き方が難しい人々が数多く存在します。このように、日本では「働き手が足りない現場」と「働きたいが働けない人々」という大きなミスマッチが生じているのが現状です。
ITとリモートワークが社会課題解決の鍵に
就業には、精神的・身体的健康、家族の協力、仕事場に行く手段や時間の確保、必要なスキルの習得など、多くの条件が求められます。これらすべてを一度に解決することは容易ではありませんが、近年のIT技術の進展は、これらの制約を大きく緩和しつつあります。インターネットとパソコン、スマートフォンを活用することで、自宅にいながら仕事を行うリモートワークが現実的な選択肢となりました。リモートワークだからといって、必ずしも高度な専門スキルが必要なわけではありません。基本的なITリテラシーや業務スキルを身につけることで、就業可能な仕事は確実に存在します。
SuFIAは、リモートワークを通じて、就労を希望する人々の学びと就業を支援し、同時に人材を必要とする企業の持続的な成長を支えることで、社会全体の課題解決に貢献したいと考えています。そのため、以下の取り組みを推進していきます。
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リモートワークに必要な実践的スキルの習得を提供する企業や団体を支援します。
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シングルマザーをはじめ、多様な事情を抱える人々の雇用に理解のある企業を支援し、その輪を広げていきます。
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安定した就業には、支え合える職場環境や仲間の存在が欠かせません。ワークシェアやチームでの協働を重視し、孤立しない働き方を実現する企業の取り組みを後押しします。
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将来の職業生活を見据えたキャリア設計やカウンセリングも重要な要素です。就労希望者一人ひとりに寄り添い、長期的な自立を支援する取り組みを支えていきます。
経済的貧困、人手不足、就業機会の制約。これらの複雑に絡み合う課題に一つひとつ向き合い、すべての人が自分らしく働き、社会とつながり続けられるエコシステムを築くこと。それが、SuFIAの目指す「支え合う社会」なのです。
SuFIAについて
SuFIAは、“すべての人の経済的自立を支援する(Supporting the Financial Independence of All)”というミッションのもと、“10万人の就労者を支援するコミュニティの確立”という戦略的目標を掲げています。プロフェッショナルな企業と連携し、就労希望者が多様な働き方を選択できるエコシステムを構築するための仕組みづくりをサポートしています。

【団体概要】
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法人名:一般社団法人SuFIA(スフィア)
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所在地:東京都世田谷区代田2-36-15
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代表者:宮地 秀敏(代表理事)
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設立:2024年3月8日(国際女性の日)
【お問い合わせ先】
一般社団法人SuFIA(スフィア)
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E-Mail:contact@sufia.or.jp
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問合せフォーム:https://sufia.or.jp/contact
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