獣医師の9割が警鐘!「優良ブリーダーの見極めは困難」その理由と、安心して子犬を迎えるための新基準
獣医師の約9割が「信頼できるブリーダーの見極めは難しい」と回答
全国の獣医師1,009人に、一般の飼い主が信頼できるブリーダーを見極めるのは難しいと思うか尋ねたところ、約9割にあたる85.7%が「とても難しい」「難しい」と回答しました。
専門知識を持たない一般の飼い主さんにとって、インターネット上の情報だけで優良なブリーダーを見極めることは、かなり困難であると感じている獣医師が大多数を占めていることがわかります。
では、具体的にどのような点が、見極めを難しくしているのでしょうか。
見極めが難しいと感じる具体的な理由とは?
「信頼できるブリーダーを見極めるのが難しい理由として、下記の項目はどの程度当てはまると思いますか?」という質問に対し、獣医師からは以下のような回答が得られました。
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掲載されている情報に誇張や都合の良い表現が含まれており、正確性や客観性に欠けることがある(当てはまる・やや当てはまる:91.0%)
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信頼できるブリーダーを見極めるための“重要なポイント”や“正しい判断基準”が、一般の飼い主ではわからない(当てはまる・やや当てはまる:80.3%)
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見学しても短時間・限定的な範囲しか見せてもらえず、親犬や飼育環境の実態が把握しにくい(当てはまる・やや当てはまる:76.1%)
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親犬の管理状態や繁殖方針、遺伝性疾患の取り組みなど、重要な情報がそもそも開示されていないことが多い(当てはまる・やや当てはまる:76.9%)
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多くのブリーダー紹介サイトでは、掲載基準や審査内容が不透明で、サイト自体の信頼性が低い(当てはまる・やや当てはまる:82.8%)
約9割の獣医師が、インターネット上の情報には誇張や偏りがある可能性を指摘しています。また、そもそも飼い主さん側に「何をもって優良とするか」の物差しがないことが、不適切なブリーダーを選んでしまうリスクを高めていると考えられます。さらに、ブリーダー紹介サイトの信頼性が低いという回答も8割を超えており、ユーザーとしては何を信じていいか分からない現状が浮き彫りになりました。
信頼できないブリーダー紹介サイトの特徴
では、プロの目から見て「信頼できない」と判断されるブリーダー紹介サイトには、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。
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ミックス犬や「ティーカップ」などの極小サイズやレアカラーの子犬が多く掲載されている(あまり信頼できない・信頼できない:79.3%)
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広告をたくさん出したり、早く購入させようとしたりする(あまり信頼できない・信頼できない:70.8%)
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さまざまな犬種を扱い、大量の子犬を常時掲載しているブリーダーが多数掲載されている(あまり信頼できない・信頼できない:63.1%)
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まともな審査基準がなく、書類確認のみで、ヒアリングや現地確認がほとんどないにもかかわらず、信頼できるブリーダー厳選と謳っている(あまり信頼できない・信頼できない:62.7%)
すべての項目において、獣医師の過半数が信頼性に欠けると判断しており、特に「ミックス犬や極小サイズやレアカラー」を販売しているブリーダー紹介サイトについては、約8割の獣医師が信頼度が低いと回答しています。売れるからという理由で健康度外視で繁殖しているブリーダーがたくさん含まれているサイトに、強い不信感を抱いていることがうかがえますね。また、過度な広告や審査の甘さについても懸念が示されており、商業主義的な運営姿勢は、獣医師の信頼を得られない要因となっているようです。
信頼獲得の鍵は「動物福祉に基づいた独自基準」と「厳格な審査」
こうした課題を踏まえたとき、どのような取り組みがあれば、ブリーダー紹介サイトは専門家からも信頼される存在になり得るのでしょうか。
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動物福祉を最優先にした18の厳しい基準を定めている(つながっている・概ねつながっている:83.1%)
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掲載基準をサイトやInstagramでわかりやすく公開している(つながっている・概ねつながっている:76.9%)
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掲載前にブリーダーへのヒアリングや現地審査を行っている(つながっている・概ねつながっている:76.4%)
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評価結果をタグや説明としてユーザーに公開している(つながっている・概ねつながっている:79.4%)
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基準遵守状況を定期的に確認し、基準外の場合は掲載停止する仕組みがある(つながっている・概ねつながっている:81.7%)
動物福祉に基づいた明確な独自基準を設け、厳格に審査し、それを継続的に監視・運用する姿勢が、信頼性向上に直結すると評価されました。特に、一度掲載して終わりではなく、基準外となった場合には掲載停止措置をとる仕組みや、現地審査による実態把握は、獣医師にとっても納得感のある取り組みだと言えそうです。
獣医師はどう評価する?「BreederFamilies」の独自基準の重要性
では、『BreederFamilies』が定める独自基準は、優良ブリーダーを見極める上でどの程度重要だと評価されているのでしょうか。
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法令よりも繁殖頭数を少なくし、一頭一頭に愛情と時間をかけてケアしている(そう思う・概ねそう思う:80.1%)
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栄養・運動・衛生管理など、日々の生活環境の質を高く維持している(そう思う・概ねそう思う:86.4%)
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親犬を大切に扱い、出産回数を自主的に制限し、引退しても安易に手放さない(そう思う・概ねそう思う:82.5%)
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遺伝子検査・健康診断・繁殖前検査など、病気や先天性疾患予防のための取り組みを徹底している(そう思う・概ねそう思う:82.6%)
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子犬期の社会化(母犬・兄弟犬、人、生活音など)に十分な時間をかけている(そう思う・概ねそう思う:80.1%)
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犬種を絞り、その犬種に対する深い専門知識と経験がある(そう思う・概ねそう思う:80.4%)
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見学のときに母犬や兄弟犬、犬舎の様子なども見せている(そう思う・概ねそう思う:81.0%)
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ペットショップやオークションに卸さず、直販にこだわっている(そう思う・概ねそう思う:78.5%)
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ミックス犬・極小犬・レアカラーを繁殖せず、犬種標準(スタンダード)に基づいて繁殖している(そう思う・概ねそう思う:77.9%)
獣医師は、単に法律を守っているかどうかだけでなく、法規制以上に犬の健康や福祉を考えた飼育や繁殖が行われているかに注目しているようです。繁殖頭数を抑え、一頭一頭に十分な時間と愛情をかけている点や、親犬の出産回数を自主的に制限し、引退後も責任を持って扱う姿勢は、営利優先のブリーダーとは異なる重要な判断材料と考えられます。さらに、特定の犬種に絞った専門的な知識や経験、見学時の情報開示といった要素も、誠実な繁殖姿勢を見極めるポイントとして認識されているのではないでしょうか。
約8割の獣医師が「BreederFamilies」を安心して選べる場所と評価
「このブリーダー紹介サイト(BreederFamilies)は飼い主が『優良ブリーダー』を安心して選べる場所だと思いますか?」と質問したところ、約8割にあたる78.0%が「そう思う」「概ねそう思う」と回答しました。『BreederFamilies』が掲げる「動物福祉に基づいた独自基準」や「厳格な審査」は、プロである獣医師の目から見ても、飼い主が安心して利用できるプラットフォームとしての水準を満たしていると評価されたのです。
そして、『BreederFamilies』に対しては、単なるブリーダーと飼い主をつなぐマッチングの場にとどまらず、ブリーディング業界全体を健全な方向へ導く存在になることが期待されているようです。特に、「業界の健全化」と「ブリーダー選びの基準づくり」に関する声が多く、優良な取り組みを行うブリーダーが正当に評価される仕組みの必要性が強く意識されていると考えられます。背景には、不適切な繁殖や情報不足によって不幸な犬が生まれてしまう現状への問題意識があり、獣医師たちは『BreederFamilies』が信頼できる判断軸を提示することで、飼い主側の意識や行動そのものを変えていく役割を担うことを望んでいるのではないでしょうか。人とペットが長く幸せに暮らせる社会の実現に向け、業界全体の価値観を底上げする存在としての今後の展開に期待が寄せられていると言えそうです。
まとめ
今回の調査により、獣医師の約9割が「インターネット上で一般の飼い主が信頼できるブリーダーを見極めるのは困難」と感じている実態が浮き彫りになりました。その背景には、ネット上の情報の誇張や、ブリーダー紹介サイト自体の信頼性の低さがあり、プロの視点からは「ミックス犬」や「極小・レアカラー犬」を販売しているサイトに対して強い不信感が示されています。
一方で、動物福祉に基づいた基準を設け、厳格な審査や掲載停止措置といった運用を行う『BreederFamilies』のようなプラットフォームに対しては、約8割の獣医師が「安心して選べる」と高い評価を与えました。獣医師が考える「優良ブリーダー」とは、単に子犬を繁殖させるだけでなく、親犬の生涯にわたる健康や生活の質に責任を持ち、遺伝子検査や衛生管理を徹底している存在です。こうした要素は、一般の飼い主が写真や価格だけで判断するのは難しく、だからこそ第三者による客観的な審査と、透明性の高い情報開示が不可欠であると言えます。
ペットを家族として迎える文化が定着しつつある今、求められているのは「手軽に買える」ことではなく、「安心して迎えられる」環境です。これから新しい家族を迎えようと考えている方は、運任せの出会いではなく、プロも信頼を寄せる確かな基準で選ばれたブリーダーとの出会いを探してみてはいかがでしょうか。
責任ある繁殖・販売を広げるために──BreederFamiliesの取り組み
今回の調査を実施した株式会社ペトリコウェルは、ワンちゃんを家族のように愛する「優良ブリーダー」のみを厳選してご紹介するマッチングサイト『BreederFamilies』を運営しています。BreederFamiliesでは、断尾・断耳を行わないなど、アニマルウェルフェアの観点で厳しい評価基準をクリアした優良ブリーダーのみ掲載しています。掲載にあたっては、飼育環境、健康管理、繁殖方針など多角的に審査を行い、ワンちゃんの幸せを第一に考える姿勢を重視しているとのことです。
『BreederFamilies』を通じて、こうした繁殖・販売を行うブリーダーが正しく評価され、世の中に広がっていくことで、ワンちゃんを取り巻く流通のあり方そのものが変わっていくと信じています。
BreederFamiliesの特徴
1. アニマルウェルフェアを第一に考えた厳しい評価基準
遺伝リスクを抑えた繁殖、劣悪な環境の排除、断尾・断耳の不実施など、アニマルウェルフェアを徹底しています。合格率10%未満という厳しい基準をクリアした優良ブリーダーのみを厳選しているとのことです。
2. 飼い主にもワンちゃんにも嬉しい出会い
適切な環境で愛情をたっぷり受けて育った子犬は、健康で社会性豊かです。『BreederFamilies』のブリーダーは、譲渡後も家族の一員としての想いを持ち、飼い主さんを手厚くサポートします。初めてワンちゃんを迎える方でも安心して幸せな生活をスタートできるでしょう。
3. ペット業界の社会課題解決への貢献
『BreederFamilies』では、負担の大きい流通構造や命の大量生産・大量販売、劣悪な飼育環境といった業界の課題に対し、情報発信や優良ブリーダーとの直接取引を通じて解決を目指しています。また、売上の一部を保護団体へ寄付することで、保護活動の支援にも取り組んでいます。目の前の子犬だけでなく、すべてのワンちゃんに優しい世界を創っていくことを目指しているとのことです。
利用方法
一般の飼い主さんは、無料でサイトを利用することができます。以下の5ステップで子犬をお迎えすることができます。
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無料会員登録をする
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気になる子犬の見学・相談をやりとりする
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犬舎で子犬に対面する
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子犬をおうちにお迎えする
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売上の一部が保護関連団体へ寄付されます
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