食生活で気をつけていること、その理由とは?男女500人アンケート調査結果を発表
食生活で気をつけていることランキング
全国の男女500人に「食生活で気をつけていること」を尋ねたところ、最も多かった回答は「野菜を多く食べる」(24.6%)でした。次いで「夜遅くに食べない」(17.6%)、「糖質を控える」(15.6%)、「栄養バランスを整える」(15.2%)が続きます。
回答を詳しく見ると、「健康に良い食材を取り入れる」「健康に悪そうな食材を避ける」「食べ方を工夫する」という3つのポイントに大きく分けられます。
上位項目の具体的な内容
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1位:野菜を多く食べる
野菜にはビタミン、ミネラル、食物繊維など、身体に良いとされる栄養素が豊富に含まれています。旬の野菜や様々な種類の野菜を意識して摂ることで、栄養バランスが整いやすくなります。回答者からは、「意識して野菜を食べるようにしている。食べられなかった日は青汁やサプリなどで補うようにしている」(30代 女性)といった声が聞かれました。 -
2位:夜遅くに食べない
夜遅い時間帯の食事は、胃腸への負担、睡眠の質の低下、体脂肪の増加といったデメリットがあると考えられています。そのため、食べる時間帯を意識している人が多く、「夜遅くの食事は胃に負担がかかると感じるので、20時以降は軽めのものにしたり、できるだけ食べないように気をつけています」(40代 女性)という意見が寄せられています。 -
3位:糖質を控える
糖質は重要なエネルギー源ですが、手軽に食事を済ませようとすると過剰摂取になりがちです。糖質の摂り過ぎは血糖値の上昇や肥満につながる可能性があるため、量を減らすよう意識している人が多く見られます。具体的には、「炭水化物を控えて、野菜や、魚・肉などのたんぱく質を多く摂るようにしている」(20代 女性)といった工夫が挙げられています。 -
4位:栄養バランスを整える
「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」など、それぞれの栄養素には身体をつくり、エネルギー源となり、身体の調子を整える役割があります。特定の栄養素の不足や過剰を防ぐためにも、栄養バランスを意識することが重要です。「1回の食事ではなく、1週間でバランスをよくするように考えること」(50代 男性)というように、長いスパンでバランスを考える人もいます。 -
5位:脂質を控える
脂質も重要な栄養素ですが、種類によっては過剰摂取が肥満やコレステロール値の上昇につながる可能性があります。胃もたれや健康診断の結果を受けて、脂質摂取に注意するようになった人も多く、「健康診断の結果が出てから、脂質の摂り過ぎに気をつける食生活を続けている。調理方法も、『茹でる』『蒸す』を多くしている」(50代 女性)といった声がありました。 -
6位:塩分を控える
外食や加工食品は味付けが濃いことが多く、高血圧や生活習慣病の原因となることがあります。そのため、塩分摂取量を意識している人が多く、「塩分過多に気をつけている。味の濃いものが続かないように」(20代 女性)といった工夫が見られます。 -
7位:野菜から食べる
いわゆる「ベジファースト」と呼ばれるこの方法は、「血糖値の急上昇を避けたい」という理由で実践されています。野菜から食べ始めることで満腹感が得られやすくなり、主食の食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。「ご飯やパンなどの炭水化物をいきなり体内に入れないように、はじめにサラダを食べるなどの工夫をしています」(20代 女性)という意見が寄せられています。 -
8位:たんぱく質を摂る
たんぱく質は身体づくりに欠かせない栄養素であり、成長期の子どもから成人の筋力・健康維持に重要です。特にダイエット中などで食生活が偏りがちな人は不足しやすいため、「たんぱく質が不足しないように、毎食手のひらサイズのお肉や魚、あるいは卵などを必ず1品は取り入れるように心がけています」(30代 男性)と意識して摂取している人も多くいます。 -
9位:間食を減らす
間食は気分転換にもなりますが、食べ過ぎると肥満や栄養バランスの偏りにつながることがあります。そのため、「1日の摂取カロリーを1600キロカロリー前後に収まるように意識し、おやつ類は食べない」(30代 女性)というように、間食を控えるよう意識している人も多く見られます。 -
10位:食べ過ぎない
食べ過ぎは、体内で活用できない栄養が脂肪に変わり、体重増加や胃腸への負担につながります。「食べ過ぎてしまうことが多いので、腹八分目を意識しています」(20代 女性)というように、腹八分目を心がける努力をしている人もいました。
食生活に気をつけている理由
食生活に気をつけている理由として、圧倒的に多かったのは「健康を維持したい」(63.2%)でした。2位には「体型を管理したい」(24.2%)、3位には「美容を意識している」(14.6%)が続きます。
「医食同源」という言葉があるように、食事は健康維持に欠かせない要素です。自分や家族の健康を意識し、日々の基盤として食事を重視している人が多いことがわかります。
上位項目の具体的な内容
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1位:健康を維持したい
「年齢を重ねていっても健康でいるため」(50代 女性)、「健康維持のためです。生活習慣病、コレステロールなど」(60代以上 女性)といった意見が多く、年齢や生活習慣病を意識して食事で健康を維持しようとしている人が多数を占めました。 -
2位:体型を管理したい
食事は体型や体重に大きく影響します。「年齢とともに代謝が落ちて、以前よりも太りやすくなったと感じたからです」(30代 男性)や「コスプレのための体型維持」(20代 男性)など、趣味や仕事のために体型を維持したいと考える人も多くいます。 -
3位:美容を意識している
「油物が続くと肌が荒れるため」(20代 女性)、「食生活が偏ると肌荒れが出やすいため、日頃から野菜やたんぱく質を意識して取るようにしています」(30代 男性)といった声が寄せられました。油っこい料理やファストフードが続くと皮脂分泌が多くなったり、ビタミンやミネラルが不足しがちになったりするため、食生活で内側から肌をケアしようとする人も多いようです。 -
4位:節約したい
食生活に気をつけることが節約につながると考えている人もいます。食費と医療費の削減が主な理由として挙げられ、「食生活に気をつけることで、医療費の削減にもなると思うから」(30代 女性)という意見もありました。 -
5位:家族の健康を守りたい
「現在育児中で授乳があるので、子どもにできるだけ健康な母乳をあげたい」(20代 女性)、「家族の血圧が高めだから」(50代 女性)など、身近な人の健康を支えたいという思いから食生活に気を配っている人もいます。
食生活を整えるために取り入れている便利なもの
「食生活を整えるために取り入れている便利なもの」の1位は「サプリメント」(27.8%)でした。2位に「冷凍野菜」(14.6%)、3位に「プロテイン」(12.6%)が続きます。
忙しい現代において、毎日栄養バランスに配慮した料理を作るのは大変なことです。そのような時に、手軽に栄養を補えるサプリメントや冷凍野菜が活用されています。また、食品以外では「栄養管理アプリ」もランクインしており、食事の記録やカロリー管理に役立てている人もいるようです。
専門家からの考察
今回の調査結果に対し、株式会社JapanFoodExpert代表の長田絢氏より考察が寄せられています。
「健康や美容に対しての意識の高まりから、特に30代以降の女性は食生活の関心が高いことがうかがえます。不足しがちな栄養素を補うための『野菜を多く食べる』、『たんぱく質を摂る』という意識はとても良いと思います。一方で、『糖質を控える』、『脂質を控える』、『塩分を控える』というのは、もちろん過剰摂取はいけませんが、極端に減らしすぎてしまうと逆に健康や美容の維持を阻害することになりかねないので、注意しましょう。また、食事の摂取量や間食の必要性は、妊娠中や授乳中といった状況やその日の運動量等によっても異なりますので、あまり数値に捉われず、ご自身の身体と向き合いながら調整するのが良いと思います。」
監修者紹介:長田 絢(おさだ あや)氏
栄養士、料理研究家。株式会社JapanFoodExpert代表。食に関する講演やセミナー、テレビ、ラジオ、雑誌、WEBメディアなど多方面で活躍されています。著書に『スーパーで買える肉を最高においしく食べる100の方法』(ダイヤモンド社刊)があります。
オフィシャルサイト:https://jfe-aya.jp/
まとめ
食生活は、健康維持、体型管理、美容など、私たちの生活に多大な影響を与えています。今回の調査から、多くの人が「取り入れる食材」「避ける食材」「食べる時間帯や量」に気を配っていることがわかりました。また、忙しい現代社会の中で、サプリメントや栄養管理アプリなどを上手に活用し、手間を減らしつつも納得できる形で食生活を整えようと工夫している人が多いことも明らかになりました。
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