電通総研が「人間理解エコシステム」プロジェクト始動!感性・ウェルビーイングを深掘りし、新たな価値を共創
人の価値観の変化とプロジェクトの背景
近年、私たちは物質的な豊かさや効率性だけでなく、心の充実やウェルビーイングを重視する傾向が強まっています。このような社会の変化に対応するため、電通総研は2024年に、人の感性やウェルビーイングに寄り添った製品・サービス開発を支援する研究組織「ウェルラボ」を設立しました。感性工学や生理学、心理学といった人理解の知見と、AIや生体計測などの先端技術を組み合わせることで、誰もが心地よく幸せに暮らせる社会の実現を目指しています。
今回の「人間理解エコシステム」プロジェクトは、「ウェルラボ」の取り組みをさらに発展させるものです。産学の垣根を越えた多様な人々との交流や対話を通じて、これまでの枠にとらわれない多面的な人理解を深め、新たな価値創造を加速させていきます。
プロジェクトの概要と目指す共創
このプロジェクトは、「問い」を中心に据え、対話を重ねることで多様な視点やアイデアを引き出し、革新的な製品やサービスを生み出すことを目指しています。普段の業務ではなかなか接点のない分野や手法に触れる「越境体験」を通じて、私たちの思考の幅を広げていくことが期待されます。

プロジェクトには、主に3つの柱があります。
-
産業・学術界横断の知のコミュニティ
企業、大学、研究機関など、さまざまな分野の人々が集まり、それぞれの知見を共有するコミュニティを形成します。多様な視点が交わることで、これまでになかった気づきや問いが生まれる土壌を作り出すでしょう。スポンサーリンク -
問いから始まる共創
参加者一人ひとりが探求したい「問い」をスタート地点として、深く掘り下げる対話の場を設計します。これまでの考え方や価値観に刺激を与え、多様な人々との知の交流から新しい価値を創出し、具体的な製品やサービスの構想・開発へとつなげていきます。 -
状況に応じた多様な対話の場づくり
参加者の特徴や目的に合わせて、「哲学対話」や「アート対話」といった手法を柔軟に取り入れます。日常業務では触れることのない領域を体験することで、自然と対話が生まれる場を作り出します。
具体的なユースケース
このプロジェクトは、さまざまな分野での応用が期待されています。
-
新規事業開発:異なる業界との連携による、新しいビジネスモデルの創出。
-
自動車業界:ドライバーや乗員の心理・感性に基づいた車両開発やユーザー体験(UX)の改善。
-
ヘルスケア領域:生活者のウェルビーイングを重視したサービス開発。
-
人材・組織開発:新たな価値を発想する力を育むプログラムや、「問いを立てる力」を養うワークショップ。
電通総研は、企業や大学、研究機関とともに「人間理解エコシステム」プロジェクトを推進し、社会や企業が抱える課題を解決することで、より豊かな社会の実現に向けて取り組んでいくとのことです。
電通総研について、さらに詳しく知りたい方は、以下の公式サイトをご覧ください。
「ビジネス」カテゴリーの関連記事
